毎日の手入れ方法
普段から時計を使用後に柔らかい布(マイクロファイバー・セーム革)で拭いたり、毛先の柔らかいブラシでブラッシングしていても隙間に汚れが入ってしまうものです。そんな時は水洗いがオススメです!
※あくまで防水性能があることが前提です。自己責任でお願いします。
水洗い前のチェック
時計を洗浄する前に、リューズがケースにしっかりとねじ込まれているか確認します。
防水機能のない時計、防水時計でもヴィンテージウォッチやオーバーホール履歴の分からない時計は、使用状況やパッキンの劣化により当時の防水性能が保たれていない可能性があるのでケースの水洗いはNGです。
ケースからブレスを取り外しブレスのみ洗浄しましょう。
※洗浄中に風防が曇る場合は防水切れの可能性があります。直ぐに修理業者に症状を伝え対処して下さい。
水洗い
リューズを避け弱めの流水で洗い流します。
※蛇口からの流水を直接リューズに当てないようにご注意下さい。リューズに異常があった場合に水が入り込んでしまう可能性があります。
風防が曇らないかチャック
クラスプの裏も汚れが溜まりやすいのでしっかり水洗いをして下さい。
せっけんで洗浄
中性洗剤(石鹸)を毛先の柔らかい歯ブラシでブラッシングします。
※研磨剤の入った洗剤はNGです。
洗剤で滑りやすくなるので時計を落とさないように注意して下さい。
汚れの溜まりやすいケース・クラスプの裏側、ブレスは折り曲げながら隙間もしっかり洗いましょう。
水洗い
流水でしっかり石鹸を流して下さい。
※流水を直接リューズに当てないようにご注意下さい。リューズに異常があった場合に水が入り込んでしまう可能性があります。
仕上げ(拭き上げ)
水洗い後は、キズを付けにくい柔らかい布で水気を拭き取り、しっかり乾燥させて下さい。
超音波洗浄機使用の注意点
汚れがひどい場合は超音波洗浄機がオススメですが、必ず本体(ケース)からブレスレットを取り外し、ブレス・バネ棒のみ洗浄して下さい。汚れがあれば振動でブレスの隙間から黒い汚れが浮き出てきます。汚れが出ない事を確認できたら、しっかり水洗いをし水気を拭き取りましょう。また、水洗いの際に排水口にパーツを流さない様に注意しましょう。
※画像のようにケースごと洗浄すると振動によって故障の原因になります。
●シリアルナンバー
●クラスプコード
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●リファレンスナンバー
●保証書の種類&出荷国コード
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●夜光の違い
●時計の手入れ
●時刻の合わせ方
●オイスターフレックス