Reference Number / リファレンスナンバー
モデルを特定するための型番。時計のブレスを外した12時側に刻印されています。
Serial Number / シリアルナンバー
時計(ケース)を管理するために、一本一本に与えられた個別の製造番号。(固有番号)
以前は時計のブレスを外した6時側のケースサイドに刻印されていましたが、ルーレット刻印になってからは6時側のインナーリングに刻印されています。
2010年頃(G番)まではこの刻印からおおよその製造年を判別できます。
Clasp Code / クラスプコード
ブレスレットのバックル(クラスプ)部分に刻印されている英数字をクラスプコードと呼び、おおよその製造時期を判別する事が可能です。
※1976年以前は製造期/製造年で刻印されています。1969年3期製造 なら 3/69になります。
※1976年以降はアルファベットが刻印されていますので下記の表からご確認いただけます。
※クラスプコードの刻印が無い年代もあります。
※ロレックスのサービスセンターで交換されたクラスプにはS刻印が追加されます。
2010年頃(CP)まではこの刻印からおおよその製造年を判別できます。
SERACHROM / セラクロム
ロレックスが開発し、2005年に特許を取得したベゼルインサート(モノブロックベゼル)。
極めて硬質で、耐蝕性・耐傷性に優れ、紫外線による影響を受けにくい特性を持つセラミック製。メモリと数字はPVD(Physical Vapour Deposition)により、ゴールド又はプラチナのごく薄い層でコーティングされている。
SAPPHIRE CRYSTAL / サファイア クリスタル
風貌にはサファイアクリスタルを採用しています。
CHROMALIGHT / クロマライト
ブルー発光の長時間継続ルミネッセンスディスプレイ。特殊な素材を針とアワーマーカー、ダイバーズウォッチ用ベゼルのゼロマーカーに使用。標準的な発光塗料と比べ発光時間が約2倍継続する。
CHRONERGY / クロナジー
ロレックスが開発、特許を取得したエスケープメントで、エネルギー効率が15%向上、その結果、ムーブメントのパワーリザーブが10時間以上延長された大きな要因となった。耐磁性に優れたニッケル・リン合金製。
CHRONOGRAPH / クロノグラフ
スタート、ストップ、リ/セットボタンを備え、経過時間の計測が可能な機構を搭載した時計、コスモグラフデイトナは複雑機構のクロノグラフであっても精度の公式基準を満たしクロノメーターに認定されている。
CHRONOMETER / クロノメーター
高精度時計。スイスの公的機関(COSC)が、異なるポジションと温度下で15日間昼夜を徹して精度と安定性を調べるテストを実施し、合格したムーブメントにのみ与えられる称号。ロレックスのすべての腕時計はクロノメーターに認定されている。
COSC / コスク
クロノメーターを認定するスイスの公的独立機関、スイス公認クロノメーター検査協会(Controle Officiel Suisse des Chronometres)の頭文字。
クロノメーターの称号は、協会が実施する精度テストに合格したムーブメントのみ与えられる。
Cyclop lens / サイクロップレンズ
ロレックスが1950年代に開発、特許を取得した日付表示を約2.5倍拡大し視認性を高めたレンズ。
ロレックス創業者であるハンス・ウィルスドルフ氏の夫人が近視であったために開発されたといわれる。
CROWNCLASP / クラウン クラスプ
ロレックスが設計、特許を取得したコンシールドタイプの折り畳みクラスプ。
クラスプに付いたロレックスのクラウンマークにより開閉を行う。
EASYLINK / イージーリンク
ロレックスが開発したエクステンションリングシステムで、時計のブレスレットを容易に約5mm延長することが出来、快適な装着感を実現する。
EVEROSE / エバーローズ
ロレックスが開発、特許を取得し、自社鋳造する18ctピンクゴールド。独自の配合により、独自の色合いを実現し、美しいピンク色を保ち続ける。
FLIPLOCK / フリップロック
ダイバーズウォッチのシードゥエラーとロレックスディープシーのオイスターブレスレットに搭載されているエクステンションリンクシステム。ダイビングスーツの上からでも装着できるようにブレスレットを約26mm延長することが可能。
GOLD CRYSTALS / ゴールドクリスタル
自社工場でロレックスが開発した工程によりゴールドの結晶組織を浮かび上がらせた独自のダイアル、またはサブダイアル。
WATERPROOFNESS / 防水性能
オイスターコレクションを一躍有名にした特徴のひとつは1926年にロレックスが発明した密閉ケースである。このオイスターと名付けられた時計は、ミドルケースにベゼル・裏蓋・リューズをねじ込む、特許取得の独創的なシステムを備えた世界初の防水・防塵腕時計だった。現在ロレックスで完全自社製造される腕時計のケースはオイスターモデルで少なくとも水深100m(330フィート)、サブマリーナー、サブマリーナーデイトで300m(1000フィート)、ロレックス ディープシー 3,900m(12,800メートル)、チェリーニモデルで水深50m(165フィート)までの防水性能を誇る。特徴的なフルーティング(刻み)が施された裏蓋はロレックスのウォッチメーカーにより専用工具で厳重に密閉される。リューズはミドルケースにしっかりとねじ込まれ堅牢な防水性オイスターケースが水や垢、圧力や衝撃から高精度ムーブメントを保護する。
HELIUM VALVE / ヘリウムバルブ
1967年にロレックスが特許を取得した深海潜水用のヘリウム排出バルブ。プロダイバーが高圧室で減圧プロセスを行う際、防水性能に影響を及ぼすことなく、時計のケース内の過剰な圧力を自動的に排出する。ダイバーズウォッチのシードゥエラーとシードゥエラーディープシーに採用されている。
OYSTERCLASP / オイスタークラスプ
ロレックスが特許を取得している折り畳み式のクラス。
OYSTERFLEX / オイスターフレックス
ロレックスが開発、特許を取得した革新的なブレスレットで、メタルブレスレットの堅牢性と信頼性に、ラバーストラップのしなやかさと快適さ、美しさを融合。高性能ブラックエラストマーの中心部に超弾性メタルブレードを内蔵している。
OYSTERLOCK / オイスターロック
セーフティキャッチのついた折り畳み式のクラスプ。
OYSTERSTEEL / オイスタースチール
耐蝕性の高いステンレススチール。1985年、ロレックスはすべてのスチール製腕時計のケースの904Lスチールを使用する先駆けとなる初の時計製造ブランドであった。オイスタースチールは貴金属に匹敵するほど安定性があり、研磨性に優れ、高い耐久性と美しさを兼ね備える。
PARACHROM / パラクロム
ロレックスが開発、特許を取得したヘアスプリング。独自の常磁性合金から製造され磁力と温度変化耐性に優れるとともに、従来のヘアスプリングと比較して10倍の耐衝撃性を実現し、ムーブメントの制度を高めている。
PARAFLEX / パラフレックス
ロレックスが開発、特許を取得したショックアブソーバーで、繊細なムーブメント部品、特にテン真への耐衝撃性を最大50%高めた。
PERPETUAL / パーペチュアル
1931年にロレックスが発明した両方向に回転するローター付きの自動巻機構のことで、手首の自然な動きを利用して時計のゼンマイを巻き上げる。
安定して最適な動力を供給するとともに、快適な使用をも可能にした。
RING COMMAND / リングコマンド
ロレックスが開発、特許を取得したムーブメントと連動する双方回転式ベゼル。レガッタクロノグラフであるヨットマスター2(YACHT-MASTERⅡ)では、カウントダウン機能のプログラミングが可能、スカイドゥエラーでは、日付・ローカルタイム(現地時間)、ホームタイム(標準時刻)のいずれか設定したい機能を素早く選択することができる。
RINGLOCK SYSTEM / リングロックシステム
ロレックスが設計、特許を取得したケースの構造でダイバーズウォッチ、シードゥエラー ディープシーの水深3,900m(12,800フィート)防水を可能にした。このシステムは厚さ5mmのドーム型サファイアクリスタル、ミドルケースに内蔵された窒素合金ステンレススチール製の高性能耐圧リング、グレード5のチタン合金製の裏蓋の3つの要素から構成されている。
ROLEX GLIDELOCK / ロレックス グライドロック
クラスプに刻まれたラックによるエクステンションシステムで、ロレックスが開発し特許を取得。ブレスレットのダイバーズウォッチに装備されている。サブマリーナー(SUBMARINER)、サブマリーナーデイト(SUBMARINER DATE)、シードゥエラー(SEA-DWELLER)は、クラスプ内部のラックで調節、ディープシー(DEEPSEA)はクラスプカバーのセンターパネルを持ち上げることで、時計を外さずにブレスレットを調節することが可能。
SAROS / サロス
ロレックスが開発、特許を取得した年次カレンダー機構。同名の天文現象からインスピレーションを得た革新的な設計である。
この機構により、スカイドゥエラー(SKY-DWELLER)は月間30日と31日の月を自動的に区別。年間を通して正しい日付が表示されるため、カレンダーの修正は年に一度3月1日にのみ必要。
SUPERLATIVE CHRONOMETER / 高精度クロノメーター
2015年にロレックスが再定義したSuperlative Chronometer(高精度クロノメーター)。
この特別な称号は、手首着用時に精度、パワーリザーブ、防水性能と自動巻において最高の性能を発揮することを保証するために、設定はムーブメントをケーシングした後、つまり完全に組み立てられた時計に与えられる。ケーシング後のロレックスの高精度クロノメーターは平均日差が-2~+2秒以内に調整され、これは公認クロノメーターで、5年間の国際保障が適用される。
SYLOXI / シロキシ
ロレックスが開発・製造する、5件の特許を取得したシリコン製ヘアスプリングで、女性用腕時計では並外れた精度を実現。シロキシ・ヘアスプリングは常磁性で温度変化と衝撃への耐性に優れる。最適な形状や効率的な固定システムなどにシリコン技術を最大限に活用。
TRIPLOCK / トリプロック
ダイバーズウォッチ用にロレックスが開発した、三重に密閉する防水システム付きのねじ込み竜頭(リューズ)。現在、多くのプロフェッショナルモデルに採用されている。搭載モデルにはリューズのクラウンマークの下に3つのドットが入っている。モデルにより水深100m/330ftから3,900m/12,800ftまでの防水性能を確実にする。
TWINKOCK / トゥインロック
ロレックスが開発した二重に密閉するねじ込み式竜頭(リューズ)で、水深100m/330ftまでの防水性能を確実にする。リューズのクラウンマークの下には、ゴールド製リューズには2つのドット、プラチナ製リューズには1つのドット、スチール製リューズにはラインが入っている。
●シリアルナンバー
●クラスプコード
●最終品番まとめ
●リファレンスナンバー
●保証書の種類&出荷国コード
●WARRANTYの秘密
●夜光の違い
●時計の手入れ
●時刻の合わせ方
●オイスターフレックス